Go to the 動物病院 for チンチラ
ガバガバ英文で久しぶりのこんにちは。
タイトルのとおり、少し前に我が家で飼っているチンチラの健康診断のために動物病院に行ってきました。
過去形だからGoじゃなくてwentじゃない?とかforじゃなくてtoじゃね?とかいうツッコミは無しで。義務教育は記憶の狭間に置いてきた。だってオレ馬鹿だから!!
発端はうちのチンチラおデブちゃん疑惑
我が家のチンチラ君はうちの子となってちょうど1年ぐらい。
母上の「チンチラ飼いたい」という唐突な思い付きから始まり、今やメインでお世話しているのはボクになりました。
よくあるよね、
「あんたほんとにお世話できるの!?」
「できるもん!」
「命を預かるってことなんだからね!」
「大丈夫だもん!ちゃんとお世話するもん!!」
ってやつ。
まさか親と子の立場がひっくり返ってやるとは思わなかったけど。
小学2年生女子がハムスター飼う的なノリでお迎えされたチンチラ君でしたが、みんなの愛情を受けてスクスクと育っていきました。
飼い始めて1年も経てば色々と見えてくることもあるもんです。
うちのチンチラ妙に太ましいな…。あと眠たいからか目つき悪いな…
というかなんでそんな端っこで縮こまっているんだ、余計におデブちゃんに見えるぞ。
ネットで探しだした他の家のチンチラ君と見比べるとどうしてもワガママボディな気がしてならない。
ペットの健康維持は大切。確かにぽっちゃりも可愛いですが、だからといってメタボで不健康になったら飼い主失格です。
一応飼い主はお母様なので伺いを立てると、「そんなに心配なら動物病院連れて行ってよ」との有り難いお言葉を賜りました。
そんなこんなでボクがチンチラ君を動物病院に連れて行くことになりました。
まぁそんな予感はしてた。
チンチラ、外に出る
動物病院に連れて行くとなるとペット用のキャリーバッグ的なものが必要ですよね。
お母様に相談するとどこかでウサギ用のお出掛けキャリーを買ってきてくれました。
あと診察代も出してくれた。ありがとマッマ、買ってきた奴はたぶんこれ。
簡単な組み立て式だし入口が前面と天面に2つあるので、出し入れしやすくていいと思いました(小学生の感想)
とりあえず予行演習で一度キャリーバッグに入れてみました。
ダァシテクレェーーーー!!!
哀れチンチラ捕獲されるの巻。謎のディズニーっぽさ。
チンチラはうんことおしっこをしまくるので、本番では底部におしっこシートを敷くことに。
動物病院に電話したりおやつや水を用意したりなんやかんやして準備万端。いざ行かん動物病院。
ちなみにうちのチンチラ君はペットショップで我が家に迎えられてからお外に出るのは初だったりします。ドキドキですね。
シートベルトは締めたかぁ!?
このキャリーバッグ、上にシートベルトを挟める構造になってたので車で動物病院に行く人におすすめ。
この子の名前、モフミって言うんすよ~
今回はお家からそんなに遠くないところにある大きな動物病院にしました。チンチラとドライブを楽しむことを数十分、到着です。
ぴゃぴゃっと受付に行くと初診なので問診票を書いてくれと言われ、そこには気になる項目が。
「ペットのお名前」
そうか、そりゃ必要だよなと思い我が家のチンチラ君の正式名称である「モフミ」を記入。何でモフミかって?姉ちゃんがもふもふしてるからと適当に付けた。飼い主はマッマなのにね。ちなみに♀だったり。
受付を済ませて後は呼ばれるのを待つだけ。待合室で昼下がりのマダムたちと時折り談笑しながら大人しく待つことに。
ちなみにボクが行った病院は犬と猫+小動物で待合室が分けられており、猫アレルギーのボクとしては地獄のような時間を過ごす羽目になりました。
とあるマダムが「凄いモコモコの猫ちゃんねぇ」と言ってきたので「この子ネズミなんですよ」と答えた時のあの顔が忘れられない。
1時間半ぐらい待っていると遂にうちのチンチラ君の番がやってきました。スタッフのお姉さんがよく透る大きな声で呼びます。
「モフミちゃーん!」
「モフミちゃんはいらっしゃいますかー!!」
にわかにざわつく待合室。流れる「なんやモフミって…」という雰囲気。
ボクの番までに呼ばれた余所の子たちは「チョコ」ちゃんやら「ラッシュ」君やら可愛らしくカッコいい名前が付けられてたのに急に現れた「モフミ」。
キラキラネームの中に一人だけ太郎が混じってるような感覚を味わいながら、そそくさと診察室に入りました。当のモフミは何食わぬ顔でキャリーバッグを齧ってた。
借りてきた猫のように急に大人しくなったチンチラ
診察室で先生とご対面。なんやかんや話してキャリーバッグを開けるとそこには固く縮こまって外を警戒するモフミの変わり果てた姿が!
ケージから出すときは部屋の中を己の領分だと言わんばかりに爆走して好き放題走り回っているモフミですが、いつもとは違う雰囲気に押され気味。ケージからちょこんと頭を出して怯えていました。
おどおどしているモフミに構わず先生はモフミをひょいと抱きかかえると歯の状態のチェックや触診などをし、その間モフミもされるがままの状態。
先生の診察が終わった後もボクの方に擦り寄ってきて動こうとせず、いつもの傍若無人な姿は鳴りを潜めています。これがギャップ萌えですか。そうですか。
普段とは違った姿を見れて面白かった反面怖い思いをさせただろうと思うので、この日はいつもより多めに散歩の時間とおやつをあげておくことにしましたよ。
気になる検査結果は至って健康
診察が終了して先生にどうだったか尋ねると、モフミは問題なく健康であると教えてくれました。
ちょっと肥満気味ではあるけどチンチラならこの程度のメタボ具合は許容範囲だそうです。結局ちょいポチャではあるみたいっすね。
おデブちゃん疑惑から始まったドキドキ☆初めての健康診断でしたが杞憂だったので何よりです。
しかし何があるかは分からないですし、これからも年に1回は健康診断に連れて行こうと思った秋の終わり頃でした。
これからも元気に我が家を爆走してくれれば幸いです。でも家とボクのiphonだけは齧らないでくれ。
終わりどす。