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擬人化についての考え方

嫁は増え続けるばかりのおばあです。

 

昨今は擬人化のブームが非常に来ておりますね。
主に「艦これ」とかあそこら辺から。ちょっと古いかな。
ボクも艦これはよく遊んでいました。またいずれ艦これについてもお話ししたいですが、今日は擬人化についてのお話です。


ほんとに何でも擬人化がされているこの日本。とりあえず何でもかんでも擬人化して、メインコンテンツにしようぜ!というものは危険なのではないかと勝手に危機感を持っております。

 

受け入れられる擬人化と受け入れられない擬人化。
用法用量を守って正しく擬人化しないとそのコンテンツをぶち壊す可能性に溢れています。

 

キャッチーなキャラクターを作り上げることができれば、そのキャラクターの魅力を活かしてコンテンツに人を集めることが容易になります。そのキャラクターを気に入れば、より深くそのコンテンツを知ろうという原動力になっていきます。

 

しかし間違った知識で擬人化をしてキャラクターを作ってしまった場合、そのキャラクターは擬人化元とはズレた、歪んだキャラクターとなってしまいます。歪んだキャラクターは元々そのコンテンツを大事にしていた人から見れば、人気を得るためだけに作られた「紛い物」です。そんな紛い物がそのコンテンツの顔になってしまっていたら不愉快ですよね。

 

キャラクターに釣られてそのコンテンツにやってきた人も、深く知れば知るほどキャラクターと擬人化元が違うことに気づいていくことでしょう。そして「紛い物のキャラクター」の場合、キャラクターだけが好きな人とコンテンツ自体が好きな人とで争いが生まれます。

 

元々コンテンツ自体が好きだった人は、自分達の好きなものが紛い物のキャラクターに我が物顔されるのが嫌でキャラクターを排除しようとします。しかし、キャラクターさえ可愛ければ良い人もコンテンツ自体には興味が薄いのに、既にそのコンテンツの住人となっています。ここで同じコンテンツの住民同士で争いとなっていくのです。

 

こうして同じコンテンツの中で争って、いずれは人が消えていきます。最後には擬人化キャラクターができる前よりも、コンテンツの人口や規模が小さくなってしまいます。

 

コンテンツを尊重してキャラクターを作らないといずれは潰れていくのです。
そうならない為にも、擬人化をしようと思うのならばきちんと元となるモノを勉強して、まず作り手がそのコンテンツを好きな人が行うべきだと思うのです。

 

ボクはただの一般人ですし業界のことはわかりませんが、作り手が愛を持って作ってくれるコンテンツにこそ、人は長く居つき大切にするんじゃないかと思います。
途中からあんまり擬人化関係ないなこれ

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