ペットが飼いたい?奥さん、ヘビがおすすめですよ
ヘビ飼ってますか!!!??
ボクは飼ってます。クッソ可愛いんすよ。
飼育歴は別に長くないんですけど、爬虫類って哺乳類にはないまた別の可愛らしさがあるんですよね。
ついでに我が家の子たちを紹介しときますね。
なんというか媚びない可愛さ。慣れはするけど懐きはしない。そんな感じ。
生き物を飼うと出てくるなんか人間のエゴだとか残酷だとかそういう難しい話はポイーで。
無理ない範囲で動物たちが幸せに過ごせるように努力すればいいんだよ(暴論)
という訳で今回はペットとして飼うヘビの魅力をお伝えしていきたいと思います。
ヘビの写真出てくるので、苦手な人は見ないようにお願いしますね。
ヘビってぶっちゃけどうなのさ!懐くの?
まぁ、可愛いですよ、ほんとに。なんか一般的にヘビって怖いモノみたいなイメージありますけど小っちゃいのは全然そんなことないです。
猫とか犬は可愛くてヘビとか爬虫類は危ないって思ってる人もたまにいますけど、よく考えてみてください。大型犬とかそれこそ襲われたら死にますやんと。サイズが小さかったら猫に噛まれるのもヘビに噛まれるのも大して変わらないですよー。
まぁでも、正直デカいヘビはビビる。ボクはちっこいヘビの方が好きです。
そして殆どのヘビは大抵は大人しいんですよ。こっちから危害を加えなきゃ何もしてこないですし。凶暴なのもいるっちゃいますけど、大人しい種類のヘビを飼えばいいだけです。
また、ヘビを含め爬虫類は懐くというよりも慣れるです。中には懐く種類や個体もいるみたいですが…。あんまりべたべた触れ合うってのは主じゃないことは覚えておいてください。
でもずっと飼ってれば、触っても平然としてますし、ケージに腕を入れればエサを貰えると思って腕に登って来たりはしますよ。そして腕から離れない…たぶんボクのことを動く木かなんかだと思ってる。
という訳で犬や猫を飼うのとそんなに変わらないってのはご理解いただけたと思います。たぶんね…
じゃあここからはヘビならではの魅力というかメリットをお伝えしていきましょう。この記事内で想定しているのは基本的にコーンスネークやボールパイソンなどのメジャー種なので、また特殊なヘビの場合は違ってきますのであしからず。
世話が圧倒的に楽。
世話が楽と言えばヘビ。ヘビと言えば世話が楽。
一人暮らしで毎日が寂しいけど、忙しくてペットなんて飼えないという皆さん!朗報です!ヘビは圧倒的にお世話が楽で一人暮らしにマッチしているんですよ!
その実情はといいますと…
エサやりは週に1度!
超省エネですよ。この消費社会に抗っていくような圧倒的エコ。
種類にもよりますが、ヘビは食べなくてもかなり長い間生きるので、頻繁にエサやりをしなくて良いのです。むしろ毎日あげたくても食べてくれない。知らん顔してますよ。
同じく水替えも週に1回ぐらいで大丈夫です。でもできるなら毎日水を替えてあげると長生きするし、ヘビも嬉しいと思いますよ。
子どものヘビは週に2回ぐらいの周期でエサやりをしますがそれでも週2です。
忙しくってエサやり忘れちゃった~☆テヘペロォ!
とかそんな時でも彼らは大して気に留めてません。というか間隔空きすぎてエサやりの日を覚えてないと飼い主が忘れてしまいます。
急な出張でエサやりできないや…って場合も大丈夫です。水も1週間持つ様に置いておいてあげれば、帰ってきたときに元気にニョロニョロしています。
あんまり良くないですが、大人のヘビの場合は水さえあれば1カ月近く食べなくても大丈夫。大丈夫だからと言って食べさせないのは違うので、もしもの時もそれなりに安心ってことで受け取ってくださいね。
トイレは週に2、3回!あとあんまり臭わない!
生き物を飼うってなるとどうしても問題になるのがトイレ問題。
でも元気にウンコしてくれてたらそれは健康な証拠なんやでって。
ヘビのウンコは鳥のウンコに似ています。ちょっとアレだから画像は載せないですけど、鳥のウンコのちょっと固形版だと思って貰えれば。
臭いも出した直後に顔を近づければ確かに臭いですが、他の動物に比べると強烈でもなく、乾いてしまえばほぼ無臭です。
ウンコの処理は飼育方法にもよりますが、ボクの場合はウンコしてる部分の砂をウンコごと取り除いて、ヘビ用のスプレーがあるのでそこにシュッシュして終了です。
とっても簡単だね!!
床材がキッチンペーパーだったらキッチンペーパーを丸ごと取り換えれば済むだけの話ですし、殆どの場合、ウンコ処理は手間にはなりません。
なのでウンコを見つけた時はしっかり処理してあげましょうね。自分の家にいつまでもウンコがあったら不衛生で嫌ですから…。たまごっちだったら死んじゃいますよ。
散歩?いらねぇ!構う必要?それもいらねぇ!
犬とかを飼うと必要になってくる散歩。楽しい反面、ちょっとした苦行になることもありますよね。
ヘビは基本的に爬虫類ケージで飼育するので散歩は必要ありません。でも運動はいるので、ヘビが動き回れるように余裕を持ったケージで飼育しましょう。基本的にヘビがとぐろをまいた面積の3倍の広さがあればいいと言われています。
そしてペットを飼うならば楽しみである、ぺットとの触れ合いの時間。でも忙しいときには構ってあげれなくて寂しい思いをさせることも…
ヘビにはそんなのはいらないです。やつらは一人でも生きていけるので、無理に構うことはしなくても良いのです。正にソロプレイヤー。というか変に絡むと怒るヘビもいます。
でも飼い主としてはせっかくの大切なペット、触りたいですよね。そういうときはハンドリング(手で触ること)が出来る大人しい種類を選びましょう。
ヘビは変温動物なのでずっと触ることはできませんが、1日に15分ぐらいなら一緒に遊ぶことも出来ますよ。
あとはヘビは鳴きません。ついでにあんまり動きません。つまり静かです。
ケージの中でじっとしていることが多いので、音が出なくて静穏性高め。鳴き声を気にせず飼えるので、ご近所関係とか気にしなくていいのは日本の住宅事情と非常に相性がいいと思います。
でも世話が楽って言っても面倒くさいこともあるんでしょ?
ありまぁす!(STAP細胞)
彼らは変温動物なので気温と湿度の変化に弱いです。特に夏場と冬場は寒暖差が激しいので気を付けてあげましょう。
種類にもよりますが、ヘビが元気なの温度は25±5℃ぐらい、そのあたりを目安に飼育環境を整えてあげましょう。コーンスネークとかなら冬場でも20℃ぐらいで大丈夫かと。うちの子は元気にしてます。
温度調節はエアコンとかでもいいですし、パネルヒーターやランプなどの爬虫類用の保温器具が売られてます。分からなかったらお店にGO!
湿度はだいたい60%ぐらいを目安に乾燥しすぎないように。でもヘビ自身で潤いが足りないなって思ったら勝手に水入れの中に入ったりしてます。なんておりこうさん!
温度と湿度管理が面倒だと書きましたが、ぶっちゃけ他の動物でもこれぐらいします。猫とかでも寒い部屋に放置しないですよね。
という訳ことで一応書きましたけど、それほど面倒くさいって訳ではないですよ!
人間が快適だと感じるのがヘビにとっても快適なので、そこに注意すればいいかなーと。
ヘビ飼育の一番の壁、それはエサ
A.ヘビって何食べるの?
Q.ネズミ(マウス)です。
Q.冷凍されたネズミ(マウス)です。
これがヘビ飼育で一番難易度が高いところだと思います。
基本的にヘビのご飯は全てマウスでOKです。大型のヘビはウズラやウサギとかも食べるみたいですが、普通に飼うサイズのヘビならマウスだけで最後まで飼育することができます。
逆に言えばマウスに慣れないとヘビを飼うことは難しいです。大切なペットにエサをあげることが出来ませんからね。
活餌をあげる必要は無く、冷凍されたマウスを解凍してあげれば喜んで食べてくれます。たまに冷凍マウスを食べない個体もいるらしいですけど…そこは店員さんに確認してみてください。
その見た目からエサやりで可哀想に思ってしまって厳しいなと思うことがあるかもしれません。でも可哀想だと思うことは悪いことじゃありません。とても優しくていいことだと思います。
この世は誰かが誰かのご飯になることで成り立っています。ボク達だって当たり前のように肉や魚を食べてますけど、それらも元々は生きていた命なんですからね。
なので、自分のペットの為に命を使わせてもらってると感謝して、ありがとうといただきますの気持ちを忘れずにエサやりを行えるといいですね。ボクも肝に命じています。
可哀想で難しい…でもヘビが飼いたいって人には卵だけを食べる「タマゴヘビ」や虫を主食とするヘビもいるので、そういった種類を調べてみるのも1つの手ですよ!
ヘビは飼いやすくていい動物ですよ
エサやりのハードルは少々高いですが、かなり飼いやすいヘビ。
飼いやすいだけでなく、愛嬌もたっぷりで、自由にニョロニョロしていたり、ふとした可愛い仕草には癒されます。ヘビの水飲むシーンめっちゃかわいいから一度は見てほしい。
ペット飼いたいなーと思っている人や爬虫類に興味のある人は是非一度調べてみてください。
じゃあ…次は機会があったら我が家の飼い方でもご紹介したいと思います。
それではまた!