毎日が夏休み
今週のお題「夏休み」
毎日が夏休み!いぇーーーい!!!
家から出ない!!いぇーい!!!
だからこんな時間にブログを書けるんですね。現在朝の6時30分を過ぎたころ。
ニートの朝は早い…じゃなくて夜更かししてるだけ。
在宅で働いてはいるけど、正直ニートみたいなもんです。ちゅんちゅん雀の涙。
社会人になりたてのあの頃は「もう学生みたいに夏休みとかないんだよ…いいよなぁ夏休みがある学生は」とか、まだ1年目で大して働いてきた訳じゃないのに社会で働く辛さを知った大人ぶってました。
はずかしっ!!
でもそんなイキリ社会人1年生だったあの時の自分は、今の自分を想像できないでしょう。人生何があるか分からないね。やっぱパワハラってクソだわ。
そんな夏休みから秋休みへ、冬休みと春休みを経てまた夏休み…みたいな毎日を送る今のボクの生活なんて書くようなもんじゃないので、学生時代の夏休みの思いでをお話ししようと思います。
夏休みと言えばお祭りじゃないですか。昔からお祭りって大好きなんです。無条件にワクワクしませんか?特に夏祭りは。
ボクの地元は愛知県のなんか外れの方にある、友人曰く魔境とか言われてる場所なんですが、そこでも毎年夏祭りが開かれています。年々規模が縮小されていく素敵なお祭りです。
ボクの子どもの頃と比べるとお祭りの飾りつけも減り、出店もめっきり少なくなりました。以前は道路の整備とかも行われていたんですけどね、今はそもそも祭りに来ている人が少ないです。ただの近所の交流会みたいになってる。たぶん10年後には無くなっているんじゃないか?ボクは今、時代の移り変わりを目にしています。
そんなお祭りですが、子どもの頃は同級生がみんな遊びに来ていてとても楽しかったと覚えています。たぶん思い出補正MAX。
肝心の思い出の話に行きましょうか。あれは中学の1年とか2年とか、それぐらいの頃の話です。
小学生ぐらいから狂ったように地元のお祭りにきちんと出ていたボクは、その年もお祭りに来ていました。仲の良い友達と合流して屋台を冷やかしながら歩く…それだけで最高の夏でした。
そんな中、知らない女子から声を掛けられました。「おばー(仮名)じゃーん。来てたんだー。」みたいな感じで。
ふむ…誰だ?
そこにあったのは全く知らない女の顔。なんかもう全然誰だか分からない。暗くて見えづらいのもあるけど、本当に見覚えが無い。というか化粧が濃い。
向こうはボクのことを知っているのに、ボクを相手のことを知らない。もし忘れていたのならもの凄い失礼ですよね。誰だか見当がつかない状況にかなり焦っていました。
相手の女子は凄い親しげに話しかけてくるのに、こっちからしたら知らない人なので、下手な対応は出来ないと思い敬語で話します。
「なんで敬語なの?ウケるー!!」
そんなことを言われてた気がします。
いや、お前が誰かわかんねーからだよ。ていうか化粧濃いな。
周りの友達もみんな知らないようで、助けてくれません。
意を決して恐る恐る「え?誰だっけ」と聞くと、「同じクラスの〇〇(名前忘れた、竹なんとかみたいな、そんな感じ)だよー」「えー、夏休みで忘れたのー?」みたいに教えてくれました。
絶対違うだろ
その時のボクは何故か自身を持ってそいつのことを違うと否定していました。顔があからさまに違い過ぎる。声は似てるけど、ボクの知っている竹なんとかじゃない。やっぱり化粧濃いな。
実は他のやつがボクのことを騙そうとしているという訳の分からない勘繰りも合わさって、頑なに信じようとしないボクに竹なんとかは「マジひどーい!なんなの!」みたいなことを言って去っていきました。
だって顔が違うもん。化粧が濃すぎる。
なんだかモヤモヤした気分を抱えてその日のお祭りは終わりました。そして時は過ぎ、始業式。久しぶりに会ったクラスの面々と挨拶を交わします。
その中には竹なんとかもいました。そして「なんでお祭りの時私のこと違うって言ってたのー?」と怒られました。だって顔が違ったから。
ちなみにセリフからお分かりのとおり、竹なんとかはイケイケなギャルっぽい子でした。陰キャのボクとは正反対ですね。
そこでようやくボクは、お祭りの時の竹なんとかは本物の竹なんとかだったと気付いたのです。真作でした。紛うことなき竹なんとかでした。
この事件でボクは化粧があんなにも人の顔を変えてしまうことを、齢13ぐらいにして気づいて驚愕したのです。それまで化粧をしていない同級生の女子の顔しか知らなかった中学生には、天地がひっくり返るほどの衝撃でした。
まぁ要するに、化粧の力は凄いってことですね。
あんまり夏休み関係ないですねこれ。
おわり。