春から新社会人になる君へ
アルバイト先で就職活動中の専門学生の子に、「正社員として仕事をする上での心構え」みたいなのを尋ねられました。
半ニートのボクに尋ねられてもなぁと思いましたが、短い社会人生活の失敗から得たことを彼にも教えてあげました。
挨拶と受け答えはしっかりとしておくこと
あまり知らない人に声を掛けるのは難しいかもしれませんが、きちんと挨拶しておきましょう。人間関係の構築に挨拶は凄く大切ですから。
ハッキリ大声で元気よくとかは別にいらないと思います。そういうの苦手な人もいますしね。相手に充分聞こえるぐらいの声量で、穏やかに挨拶すればいいんです。
無視する人もいるかもしれませんが、落ち込むこたぁないです。アイツはやべー奴だなって分かりますからね。そういう人は大抵他の人からも遠巻きにされてるので、人間関係の把握に役立ちますよ。
慣れてきたら相手の名前も付けて挨拶するようにしてください。人は名前を呼ばれて声を掛けられると嬉しいもので、相手に良い印象を持つ様になりますからね。
始めから仕事を頑張りすぎない
仕事が始まったら全力で頑張らなきゃいけないと思いがちですが、それは止めときましょう。
例えばあなたが全力を出して始めから100の仕事をしたら、周りはあなたのことを100の仕事が出来る人だと思います。そして次からは100の仕事を当たり前に出来るものとして扱ってきます。
そうなるとあなたは全力の更に上の力を出して周りの期待に応えなければならなくなります。でも無理ですよね、全力が一番上なんですから。
そうするとどうなるか。
いっぱいいっぱいで仕事をしているはずなのに、周りは更に仕事を振ってくるので自分が潰れてしまいます。
そうならない為にもほどほどに力を抜いて仕事をしてください。
全力でやってる素振りを見せながら70%ぐらいで頑張りましょう。あくまでも全力でやってる感はちゃんと出しときましょうね。日本人は成果よりもどれだけ頑張っているかを重視する傾向にあるので。
上司に確認を取っておこう
報・連・相って大事だよねーってお話です。
何かあったらすぐに上司に相談しましょう。教わってないこと、知らないことはその都度ちゃんと聞いておいてください。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。
先輩や上司が忙しそうにしてるからって、自分だけで判断して行動すると間違っていた場合にえらいことになります。確認を取っておけば、もし間違えていた場合も「でもボクは上司にきちんと確認してもらいました」と上司に罪をなすりつけることが出来ます。
ただし、聞いたらちゃんとメモして覚えておいてくださいね。「これこの前も教えたよね?」って言われないようにする為に。一度で覚えられるわけないだろ!!
聞く時もただ単に「どうすればいいですか?」よりも、「~なので~すればいいと思うんですけど、これで合っていますか?」と自分なりの考えや対処法を述べておくと「お、こいつはきちんと自分で考えて動ける子なんだな」って評価されるのでオススメですよ。良い子ちゃんアピールは忘れずに。
結局のところ、仕事云々よりも人間関係を上手く作れるかが大事な気がする
まとめると、きちんと挨拶をして報連相を忘れずに、始めから頑張りすぎないってことですね。
仕事がめちゃくちゃ出来る訳じゃないけど、愛想や人付き合いが良い人ってポジションが一番楽だと思います。新社会人なら尚更、先輩や上司に可愛がられやすくなりますからね。
組織的に働くということからドロップアウトした身ですが、春から新社会人になる若人達が少しでも楽に働くことが出来るように祈っています。