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放置していた自転車を処分してきました。

学生の頃は毎日乗っていたのに、車を手に入れてから玄関のオブジェになってしまっていた自転車。雨の日も雪の日も共に青春を駆け抜けた相棒ですが、車を手に入れてからというものずーーーっと放置していました。

 

いつかまた使うかも知れない。そんなことを考えていましたが、乗りませんでしたよね。あまりにも長いこと放置しすぎて乗れなくなってしまっていたので、重い腰を上げてついに捨てることにしました。

 

自転車をどこに捨てるか

という訳でさっそく処分しようと思い立ったのですが、どこに捨てるか…。不法投棄は犯罪だしそんな恐ろしいことは小心者のボクにはできません。そういえば家の近くになんか色々と廃品を回収している謎の場所があったなと思いだしそこに持っていくことに。特に何も考えずに持ってけば処分してもらえるだろという浅はかな考え。

 

どうやって持って行こうと考えましたがボクの車は軽自動車なので車には積めません。今回は廃品回収屋さんが家から500mくらいのところにあったので、自分で押して持って行くことにしました。これが間違いだった…。

 

いざ別れの時

久しぶりにちゃんと自転車と向き合いましたがまぁ酷い。蔦が絡まり、タイヤはパンクし、至る所錆びついておりなんだか申し訳ない気持ちに…。自転車に自我があったらぶん殴られるレベルで放置していました。枯れた草と朽ちた自転車が置いてある風景はまるで「戦争と平和」でした。これ写真撮ったらそれっぽくなるんじゃないか?

 

そんなこんなで自転車を運ぶ準備をしていたら恐ろしいことに気づきました。この自転車、錆びつきすぎて鍵が回らない…!タイヤが動かねぇ!

 

んー困りました、どうやって持っていこうと。しかし考えるのが面倒くさかったボクは脳筋の発想で「タイヤが動かないなら持ち上げればいいじゃない!」作戦で行くことに。普通に考えて頭が悪い。

 

土曜日のまっ昼間に自転車に乗らずに持ち上げている人がいる…。そんな異常者を見る目に晒されながら自転車を運ぶこと15分ほど、目的地に着きました。体力無いからめっちゃしんどかった…。

 

初めて廃品回収のところに入り、秘密基地みたいな雰囲気にちょっとワクワクしているとおじさんが出てきて「そこにおいていっていいよー」と一言。「え?これでいいの?手続きとかないの?」と思いましたが、一刻も早くこのしんどさから解放されたいと「お願いしまーす」と言って帰ってきました。

 

自転車を処分するのは割と簡単だった

家に帰ってから防犯登録とかどうなってんだろうと軽く調べてみましたが、防犯登録の抹消をしとかないと後でトラブルになることもあるそうです。やべぇ…何もしてないや…。でも防犯登録の期限は10年で勝手に切れるそうなので、それならもうすぐ切れるしまぁいっかと面倒くさがりを発動して放置することにしました。

 

今回ボクは自分で適当に廃品回収業者さんに持ち込んだんですが、お金を出せば回収業者さんに引き取ってもらったり、粗大ごみに出すこともできるみたいです。自治体によって変わりますが、値段も大体1,000円前後。こっちの方がよかったかも。

 

長年連れ添った相棒(放置してたけど)を失って手に入れたのは玄関前の広いスペース。見栄えも良くなって、これからはご近所さんからも「あの家汚い自転車置いてあるなぁ」と思われないでしょう。

 

ボクが言うのもアレなんですが、ボロボロの自転車が玄関前に置きっぱなしの家って結構あると思うんですよね。処分も簡単なので、もう使わなさそうだったら知人に譲ったり、リサイクル業者さんに引き取ってもらった方が自転車にとってもいいんじゃないかなぁと思いました。大事にしたら付喪神が宿るって言うしね!

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